ざっくり言うと、ALPは肝臓の数値です。ただし、その他にもALPの数値に影響してくる病気や体の状態があります。
目次
ALPの正常値は?
- 犬:<200U/L
- 猫:<200U/L
それぞれの病院の機械や外注先の検査機関によって、数値の基準は若干異なります。
ALPが増加する場合は?
肝臓の病気の場合
- 胆管肝炎
- 慢性肝炎
- 肝硬変
- 猫伝染性腹膜炎(猫)
- 肝リピドーシス(猫)
- 肝臓腫瘍
・血管肉腫
・肝細胞癌
・リンパ腫(犬のリンパ腫/猫のリンパ腫)
・転移性癌 など
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肝臓以外の病気の場合
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薬の影響
- グルココルチコイド
- ケトコナゾール
- ジアゼパム(猫)
- NSAID など
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アーチファクト
- 溶血
- 高ビリルビン血症
- 脂肪血症
アーチファクトとは検査における〝偽の所見〟です。
その他
- 成長中の若齢動物