
『最近、お水をたくさん飲む』
『おしっこの量(回数)が多くなった』
などあれば、病気のサインかもしれません。
目次
犬猫の多飲多尿とは?
〝多飲〟とは1日に100ml×体重(kg)以上のお水を飲む状態です。
(体重10kgの子の場合には1日で1000ml以上のお水を飲む状態)
〝多尿〟とは1日に50ml×体重(kg)以上のオシッコをする状態です。
(体重10kgの子の場合には1日で500ml以上のオシッコをする状態)
しかし、オシッコの量を計測するのは現実的ではないので…
1日に110ml×体重(kg)以上のお水を飲む状態を〝多飲多尿〟と考えます。
多飲多尿を引き起こす代表的な病気



自宅で1日の飲水量を測るには、ペットボトルなどにあらかじめ多めの水を入れておき、そこからお皿に水を注ぎ足してあげることで、1日の最後に大体どれくらいの水を飲んだか測ることができます。
〝多飲多尿〟には重大な病気が隠れていることが少なくありません。
病気のサインを知っておくことで、病気の早期発見に繋がります。
飲水量には個体差があります。計算上〝多飲多尿〟にあてはまらなくても、普段と比べて明らかに飲水量が増えた場合にも注意が必要です。
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