うちの猫が糖尿病と診断されました。
病院に行った時にはぐったりしていて、糖尿病性ケトアシドーシスを起こしているので、すぐに入院治療が必要とも言われました。
糖尿病性ケトアシドーシスは糖尿病の最も重篤な合併症で、命にかかわります。
Contents
犬猫の糖尿病性ケトアシドーシスとは?
インスリン不足もしくはインスリンの効きが悪い状態(インスリン抵抗性)が続くと、体が血糖をエネルギー源として利用できなくなります。
体がエネルギー不足になると、緊急的に脂肪がエネルギー源として利用されるようになります。
脂肪の分解が進むと、ケトン体という物質が血液中に増加して、血液が酸性に傾く代謝性アシドーシスという状態になります。
この病態を糖尿病性ケトアシドーシスと呼びます。
糖尿病性ケトアシドーシスは重度の脱水や電解質異常などが起こり、命に関わる重篤な状態です。
体がエネルギー不足になると、緊急的に脂肪がエネルギー源として利用されるようになります。
脂肪の分解が進むと、ケトン体という物質が血液中に増加して、血液が酸性に傾く代謝性アシドーシスという状態になります。
この病態を糖尿病性ケトアシドーシスと呼びます。
糖尿病性ケトアシドーシスは重度の脱水や電解質異常などが起こり、命に関わる重篤な状態です。
犬猫の糖尿病性ケトアシドーシスの症状は?
- 元気消失
- 食欲不振
- 嘔吐
- 脱水
- 意識障害・昏睡
すぐに治療をしないと命に関わります。
犬猫の糖尿病性ケトアシドーシスの診断は?
- 糖尿病である
- 尿ケトン陽性
- 代謝性アシドーシス
全身症状があること、電解質異常があることなども診断には重要です。
犬猫の糖尿病性ケトアシドーシスの治療は?
- 脱水の改善(水和)
- 電解質の補充
👉Na(ナトリウム)
👉K(カリウム)
👉Cl(クロール)
👉Ca(カルシウム)
👉IP(リン)
👉Mg(マグネシウム) - インスリンの投与
👉治療初期にはレギュラーインスリン(速攻型インスリン製剤)の投与
👉最終的には長期作用型のインスリン投与を目指す
点滴で脱水を改善させたあと、基本的には静脈点滴でインスリンを投与していきます。
さらに電解質のモニターを行いながら調整していきます。
2日以上の集中的な治療が必要になることが多いです。
犬猫の糖尿病性ケトアシドーシスの治療の見通し(予後)は?
犬猫の糖尿病性ケトアシドーシスは治療が困難な病気の1つです。
どのような集中的な治療を行っても、状態によっては死亡してしまうこともあります。
ただし、適切な治療で重篤な状態を乗り切れれば、一般的な糖尿病としてコントロールしていくことを目指せます。
どのような集中的な治療を行っても、状態によっては死亡してしまうこともあります。
ただし、適切な治療で重篤な状態を乗り切れれば、一般的な糖尿病としてコントロールしていくことを目指せます。

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