PTHrP(上皮小体関連ペプチド)は〝高Ca(カルシウム)血症〟を起こす病気を鑑別するときに測定します。
目次
犬猫の血液検査 PTHrP(上皮小体関連ペプチド)とは?
PTHrP(上皮小体関連ペプチド)とは悪性腫瘍が産生するタンパク質で高カルシウム血症を引き起こします。
犬猫の血液検査 PTHrP(上皮小体関連ペプチド)の正常値は?
- 犬:<1.5pmol/L
- 猫:<1.5pmol/L
それぞれの病院の機械や外注先の検査機関によって、数値の基準は若干異なります。
犬猫の血液検査 PTHrP(上皮小体関連ペプチド)が増加する場合は?
- 悪性腫瘍
👉リンパ腫
👉アポクリン線
👉鼻腔腺癌
👉乳癌
👉胃癌
👉甲状腺癌
👉膵臓癌
👉肺癌 など
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