検査

犬猫の血液検査 コルチゾール

犬猫 コルチゾール

血液検査でコルチゾールというホルモンが高くて、クッシング病と診断されました。

椎間板ヘルニアは犬で最も多い脊髄の病気です。

〝突然どこかを痛がる〟といった症状では、まず一番に疑う病気の1つです。

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犬猫の血液検査 コルチゾールとは?

コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンで、糖質コルチコイドの1種です。

主に以下の働きをする生体には欠かせない重要なホルモンです。

①肝臓での糖の新生およびグリコーゲン合成促進
②筋肉での蛋白質代謝
③抗炎症
④免疫抑制

イメージとしては『体を元気にするホルモン』です。

椎間板ヘルニアは犬で最も多い脊髄の病気です。

〝突然どこかを痛がる〟といった症状では、まず一番に疑う病気の1つです。

犬猫の血液検査 コルチゾールの正常値は?

  • 犬:1.0〜5.0μg/dl
  • 猫:1.0〜10.0μg/dl

犬猫の血液検査 コルチゾールが増加する場合は?

  • 重度/慢性疾患
  • ストレス
  • アーチファクト
    👉グルココルチコイドとの交差反応
    ・プレドニゾロン
    ・プレドニゾン
    ・コルチゾン  など
  • 副腎皮質機能亢進症
    👉副腎依存性
    👉下垂体依存性
  • 薬剤
    👉抗痙攣薬

犬猫の血液検査 コルチゾールが減少する場合は?

  • 副腎皮質機能低下症(犬)
    👉原発性
    👉続発性
  • 薬剤
    👉慢性的なアンドロジェン投与
    👉慢性的なグルココルチコイド投与  など
  1. Alex Gough Differential Diagnosis In Small Animal Medicine
  2. シンプル生理学