P(リン)は腎機能を評価に役立つ数値です。
ただし、その他にもP(リン)の数値に影響してくる病気や体の状態があります。動物病院で説明している内容をメモしておきます。
目次
P(リン)の正常値は?
- 犬:2.2〜5.6mg/dl
- 猫:2〜6.5mg/dl
それぞれの病院の機械や外注先の検査機関によって、数値の基準は若干異なります。
P(リン)上昇の原因は?
- 腎不全(犬の慢性腎不全/猫の慢性腎不全)
- 原発性上皮小体機能低下症
- 栄養性上皮小体機能亢進症
- 代謝性アシドーシス
- 猫の甲状腺機能亢進症
- 溶血
- 若齢動物
- ビタミンD過剰症
犬の慢性腎不全(慢性腎臓病:CKD) まとめ
犬の慢性腎不全は進行ステージに合わせた治療が必要です。早期発見・早期治療が大切です。 【】 腎臓の主な働きは以下の3つです。 体に不要な物質を排泄・蛋白質代謝の…
猫の慢性腎不全(慢性腎臓病:CKD) まとめ
猫の慢性腎不全は年齢とともに進行する病気で、進行ステージに合わせた治療が必要になります。 【】 腎臓の主な働きは以下の3つです。 体に不要な物質を排泄・蛋白質代…
P(リン)低下の原因は?
- 食餌摂取量の低下
- 腸管からの吸収低下
- 原発性上皮小体機能亢進症
- アルカローシス
- 悪性腫瘍の高Ca血症