うちの犬、散歩に行くとすぐに疲れちゃうみたいです。
以前は散歩が大好きだったのに・・・歳のせいかな?
運動しなくなったり、運動してもすぐに疲れることを『運動不耐性』と言います。
運動不耐性のときに一番に疑うのは心臓の病気です。
Contents
犬猫の運動不耐性とは
運動を嫌がる、運動するとすぐに疲れてしまうなどの症状を示すことを『運動不耐性』と言います。
『歳のせいかな』と何となく見過ごされがちですが、何か病気が隠れている可能性があります。
『最近何となく元気がない』といったことから始まり、
『今までは散歩が大好きだったのに、あまり歩かなくなった』
などで気づくことがあります。
『歳のせいかな』と何となく見過ごされがちですが、何か病気が隠れている可能性があります。
『最近何となく元気がない』といったことから始まり、
『今までは散歩が大好きだったのに、あまり歩かなくなった』
などで気づくことがあります。
犬猫の運動不耐性を引き起こす病気
- 心臓血管系疾患
👉不整脈
👉うっ血性心不全
・僧帽弁閉鎖不全症など
👉心筋症
・猫の肥大型心筋症など など - 呼吸器疾患
👉特発性肺線維症
👉胸水
👉肺水腫
👉上部気動閉塞
・気管虚脱 など など - 代謝性/内分泌疾患
👉貧血
👉甲状腺機能亢進症(猫)
👉甲状腺機能低下症(犬)
👉副腎皮質機能低下症(アジソン病)(犬)
👉低血糖症 など - 神経筋/骨格筋疾患
👉重症筋無力症
👉ミオパシー
・先天性
・低カリウム血症
・中毒
👉多発性関節炎
👉多発性筋炎 など - 薬剤
👉低血圧を起こす薬剤
👉インスリンの過剰投与(低血糖) など

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