犬の会陰ヘルニア|未去勢雄で便秘してたら疑う病気を獣医師が解説

会陰ヘルニア
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会陰ヘルニアとは?

会陰ヘルニアとは、骨盤隔膜(骨盤底を支える筋肉および筋膜)が弱くなり、直腸が外側に飛び出してしまう病気です。

会陰ヘルニアの原因は?

  • 遺伝的素因
  • ホルモン不均衡
  • 解剖学的な欠陥 (などいろいろな説がある…)

会陰ヘルニアの発症は?

  • 主に高齢の雄犬
  • 雌犬では稀
  • 猫では稀

会陰ヘルニアの症状は?

  • ほとんどが排便困難
  • 会陰部の腫脹
  • 排尿困難や嘔吐(膀胱の逸脱がある場合)

左側会陰ヘルニア:直腸・膀胱の脱出

犬の会陰ヘルニアの実際の様子

会陰ヘルニアの診断は?

  • 直腸検査
  • レントゲン検査
  • エコー検査

会陰ヘルニアの治療は?

  • 手術
    ・ヘルニア孔の閉鎖をする手術
    ・手術の方式は様々
  • 内科治療
    ・根本的な解決ではない。便を柔らかくして排便を促す

会陰ヘルニアの治療のみとおしは?

  • ヘルニアの状態によって様々
  • 術後の再発のリスクがある
在宅緩和ケア専門動物病院「犬と猫の緩和ケア」
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