犬のぶどう膜炎とは?
ぶどう膜炎は眼の中の虹彩、毛様体、脈絡膜に炎症を生じる疾患です。
症状が悪化する場合には失明してしまう可能性もあり、早期の適切な治療が必要です。
犬のぶどう膜炎の原因は?
- 感染
- 免疫介在性
👉水晶体起因性、ぶどう膜皮膚症候群など - 代謝性疾患
👉糖尿病、高脂血症など - 腫瘍
- 角膜潰瘍
- 特発性
👉原因を特定できない
犬のぶどう膜炎の症状は?
- 前房フレア、出血
👉眼内のにごり - 結膜充血
👉白目の部分が赤い - 角膜浮腫
👉眼の表面が白い - 縮瞳
👉瞳孔が小さい、左右の瞳孔のサイズが違う - 眼の痛み
👉ショボショボしたり、目をつぶっている
犬のぶどう膜炎の診断は?
- 眼の観察
👉肉眼、スリットランプ - 眼圧測定
- エコー検査
犬のぶどう膜炎の治療は?
- 原因疾患の治療
- 特発性の場合には抗炎症治療
👉 抗炎症薬の内服および点眼 - 合併症の予防
👉瞳孔の癒着を予防(アトロピン点眼など)
犬のぶどう膜炎の治療のみとおしは?
原因疾患によって変わってきますが、抗炎症薬によって炎症がコントロールで出来れば治る病気です。
炎症のコントロールができない場合には、緑内障や眼球萎縮の原因となります。
炎症のコントロールができない場合には、緑内障や眼球萎縮の原因となります。

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